美容師から美容業界以外の他業種への転職

美容師から美容業界以外の他業種への転職
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美容師の転職に関して、美容師から他の他業種への転職は年齢が上がるにつれて厳しくなっている傾向にあります。

同じ美容業界への転職の場合は、美容業の経験や資格を生かすことができるので採用もされやすくなりますが、いくら専門学校を卒業していたとしても、他業種では高卒と同じ扱いになってしまいます。

まだ年齢の若いうちは、第二新卒扱いとしても他の業界にも採用される率は上がりますが、就職氷河期と言われているように、一般の会社員の転職に比べ年齢を重ねるごとに難しくなっていくのが現状です。

また、美容師免許を取得しても美容師以外の職には生かすことが出来ません。

ですので、他業種への転職は年齢を重ねるごとに時間をかけて入念な準備をすることが必要になってきます。

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美容師の社会的地位について

海外での美容師の社会的地位は、お医者さんと同等レベルの国もございますが、日本ではまだ美容師という職業が社会的地位に確立されていない職業だと言えます。

社会的地位の高低に関しては、はっきりとした基準はなく、個人の考え方によっても様々です。

しかし、社会全体の主観となると大体の高低は決まっており、学歴や給料面に比例する傾向にあります。

例えば医者という職業は、優秀で学歴がないとなれませんし、人間的にも成熟している年齢でないと医者にはなれません。

そして、就くのが難しい職業である分、給料面も高い傾向にあり、何よりも社会的に需要が大きいために、誰の目から見ても医者という職種は社会的地位が高いとえます。

では、美容師の社会的地位はどうでしょうか?

美容師は国家資格という、権威ある資格が必要で、取得するには専門学校に2年通わなければなりません。

また、通信でも働きながら習得することができ、高卒で美容師見習として勤務している方も数多くいます。

美容師は学校に通う期間も短く通信でも国家資格が取得できるので美容師の平均年齢は若い傾向にあり、人間的にもまだ未熟な年齢の美容師が多いことが分かります。

そして、美容師とは体力を使う職業であり、勤務時間も長く食事も決まった時間に取ることが難しいので、年齢が上がるにつれ現役の美容師として働くことが難しくなり、人間的にも成熟した年齢の50~60代で美容師をやっている方は非常に少ないです。

年齢が若い分、美容師という職種は社会的に見ても地位は低く見られがちになりますし、それだけでなく給与面も格差が大きく、ボーナスなどは見込めずに歩合のみのサロンも多いので社会的にも少ない方になります。

ですので、美容師の職業はどんなに素晴らしい職種だとしても、社会的な地位から見ると低くなってしまうのです。

社会的地位と転職についての関係

社会的に高い職種とは、比較的学歴も比例して高い傾向にあります。

ですので、転職の際は学歴の高い人ほど有利になり、就ける職の幅も広がります。

今の時代は特に就職難なので、学歴だけでなく経験年数も重要ですが全く違う業界に飛び込む場合は未経験なのでやはり学歴を基準に採用する会社が圧倒的に多いのが現状です。

美容師というのは専門学校も出ており、国家資格も持っていますが美容師以外には資格や学歴を活かすことができません。

ですので、学歴もほかの業種へ飛び込む場合は、高卒と同じ扱いになってしまうのが現状で、就職の際もやはり職の幅は狭く、年齢が上がるにつれ厳しくなっている時代です。

ですので、社会的地位の高い職業ほど転職することは難しく、新たに学校に通ったり、資格を取ることが必要になってきます。

比較的転職しやすいのは資格がなく未経験でも働ける職業に限られてきます。

他業種へ転職する際の心構え

他業種に転職する際の理由として、

1.
美容師以外にやりたいことが見つかったので転職したい
2.
美容師の勤務体系でこの先いく自信がないので、勤務時間や給与面でもっと安定している職に就きたい

という2パターンが多い傾向にあります。

そこで注意したいのが②のパターンで転職したい方です。

美容師から見た他の業種のイメージは、給料面が安定している、ボーナスがある、定時17:00で帰れる、有給もたくさんもらえる、といったような美容師よりも好待遇な印象を抱くことが多いです。

ですので、美容師をやめて他の業種へ行けば今よりも労働環境が良くなるという思いで転職する方も大勢います。

しかし、上記のような環境の会社はその分、社会的地位の高い業種が多いので、大学に出ている必要があったりと、なかなか簡単に就ける事が少ないのが現状です。

②のパターンで実際に転職した方も、ボーナスがあると思っていたのになかった、給料面でも残業しないともらえなかったというような話をよく聞きます。

そこでまた辞めてしまって、似たり寄ったりの待遇の会社を転々としている方が多いのが現状です。

ですので、実際には給料面や待遇を求めて転職したとしても、初任給はどこも同じで低めに設定されていることに変わりはなく、ボーナスも実際にない会社も多く、勤続年数でも変動があるのでもらえるとは限りません。

また、定時の時間が決まっていても残業で遅くなったりと、定時の時刻に帰れない会社ももちろんありますので思ったよりも労働環境が良くならなかったという声も多く聞きます。

本当に労働環境や安定面を求めるのであれば、一般企業や公務員の職に就くことが望ましいのですが、こういった職種は大卒でないと採用してもらえないことが多く美容師からの転職は極めて難しいです。

自身が職業や会社に何を求めているのかを今一度見直し、将来的に労働環境が見込めそうな会社を見極めることが重要になってきます。

美容師からの転職で比較的多い業種

アパレル・ファッション業界

美容業界でなくても比較的多く、美容の経験は生かせなくとも転職しやすい業界はアパレル・ファッション業界です。

美容師からアパレルに移る例はたくさんあり、撮影等でトレンドのファッションを学ぶ機会も美容師にはたくさんあるので、同じトレンドを扱う職業として、アパレル業界は関連の深い業界だといえます。

ですので、採用されやすく、志望動機も説得力のあるものが作りやすいです。

アパレル業界によってもやはり、世界的ブランドに入るのはそう簡単ではなくファッション知識もより必要になってきますので大体は、服の販売員からスタートすることが多いです。

美容商材ディーラー

次に転職しやすい業種といえば、美容商材を扱う営業の仕事です。

美容師からこちらの営業マンになる例もかなり多く、やはり美容商材の知識も生かせますので採用もされやすいです。

美容師の労働環境が原因で安定を求めて転職する人が美容商材の営業に行きつくことが多いです。

こちらは一般の会社員のように、休みや給料も安定している面があります。

しかし、美容室が閉まったころに、新商品の講習会などで美容室に入ったりすることも多々あるので、終業時間が遅い傾向にあります。

事務・受付職

比較的女性美容師が転職する際に事務職や受付等の職種を選ぶ方が多いです。

必要な資格もなく、未経験でも入りやすい仕事なので女性の需要は大きいと言えます。

事務職という職業よりも、その会社によって給料面や勤務時間、ボーナス、手当等大きく差が開くので事務職だから定時に帰れるというわけではありません。

会社によってまちまちなので、事務職だからという理由だけでなく、その会社の雰囲気や待遇面など将来的なものを見越して転職を決めることが重要になってきます。

医療関係職(歯科助手・医療事務)

医療関係に転職する場合に多いのが、歯科助手や医療事務です。

こちらの職種も女性が圧倒的に多い傾向になります。

医療事務には医療事務の資格が設けられていますが、医療事務の資格がないと就けないというわけではありません。

今の時代は、医療費の計算などほとんどがコンピューター操作なので、資格がなくても覚えやすく、コンピューターさえ扱えればよいという病院も多々あります。

しかし、資格の有無が問われる病院もありますので、資格を取得しておいたほうが就職先の幅は広がります。

医療事務の資格は最短6ヶ月~1年で通信で取得できます。

歯科助手は特に必要な資格もないので、美容師から転職しやすい職業です。

ユーキャン等で検定のようなものは設けられており、そういった教材で勉強してから転職すると仕事もスムーズに覚えられます。

全くの未経験だと歯科医院は覚える言葉や道具も多数ありますので大変かもしれません。

介護職

介護職も今最も求められている職種なので、比較的転職しやすいと言えます。

介護初任者研修といってホームヘルパーの資格が必要ですが、働きながら学べるので資格取得はそんなに難しくありません。

しかし、介護福祉士も体力的にも激務で夜勤もあり、美容師のように社会的地位もまだ確立されていない職種です。

ですがこれからの高齢者社会には必要不可欠な職種なので将来性もある職種です。

そして、介護職では上の地位に当たるケアマネージャーという役職だと給与面でも見込みがあります。

ケアマネージャーの資格は合格率が20%という難関ですがそれだけ、需要があり、求められる職種なので介護職に従事する方はケアマネージャーを目指している方が多いです。

WEBデザイナー

資格なしで未経験からでも目指すことができます。

もちろんある一定のレベルまでは自分で勉強してからでないとなれませんが、それでも他の業種に比べると比較的転職しやすい業界だといえます。

なぜならこれを書いている私が現役のWEBデザイナーだからです。

また、大手企業であれば未経験者を対象とした研修制度や新人研修プログラムの制度が整っているところも多いです。

上記以外の業種

上記以外での一般企業等や、他の業種ですと、大学を出ていないと入れない会社もたくさんありますし、必要な資格を応募条件に掲げている会社もあります。

ですので、行きたい業界を絞ったら、そこに必要な資格等を取得したりする準備期間が必要です。

美容師をしながらの転職活動は時間的にも、体力的にも難しいので、資格等の取得が必要な職種への転職は厳しいでしょう。

ですので、一度退職して準備期間を設けなければなりません。

ですので、準備期間を設けるためにはある程度の貯蓄も必要になりますし、長い目で見て入念に行わなければいけません。

しかし、働いていない期間が短いほうが働く意思があるとして採用されやすくなる場合もありますし、年齢は若い方が断然転職しやすいので、早いうちに決断し、準備を進めることが重要です。

他業種へ転職する際の注意点

面接等で一番問われるのは、なぜ美容師を辞めてこの職に就きたいのか?です。

なぜ、苦労して取得した国家資格を活かさないのか、なぜ今までの経験を泡にしてまで他業種に就きたいのかが明確でない限り、採用されることは難しいですし、そこがはっきりしていないと自分自身も不安だと思います。

もちろん、労働環境や安定を求めて転職したい気持ちが明確であっても、それは面接時の理由にはなりません。

やはり、それ以上の何か自分の意思や目標が明確でないと転職は難しいですし、その後の方向性等もはっきりしないのではないでしょうか。

美容師という職を通じて何を学んできたのか、この後はどうしていきたいのか、今までの経験まで捨てて新しく出直すほどやりたいことはなんなのか?

これらのポイントをまとめて自分のものにしておくことが、面接や転職時につながりますし、転職先が知りたい一番の要素でもあるのです。

上記を踏まえ、他業種の転職を成功させるために今一度自分自身の将来設計を見直し念入りに転職の準備を始めましょう。

転職活動の際は転職エージェントのサービスを利用することをお勧めします。

自分の希望とマッチングする会社の紹介から、面接の日程や、必要であれば条件の交渉までしてもらえて便利です。

一番のメリットは、一般の求人には載っていない『非公開求人』も紹介してらえることです。

実際に求人募集している会社の70%はこの非公開求人なので、これを紹介してもらえることによって選べる会社の幅が格段に上がります。

こういった無料の転職サービスは積極的に利用して転職活動を有利に進めていきましょう。

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